やくぶろがの日記

病院薬剤師が、日々の出来事、たまにざっくりとした健康ダイエットとかを書いていきたいと思います。

この記事は読んでほしい

yahooニュースで面白い記事がありました。

headlines.yahoo.co.jp

テレビや報道、ネットでの医療情報に関する記事です。

医療業界に従事する方であれば問題ないと思いますが、

一般の方々には是非読んで頂きたいと思います。

 

そして巷に溢れる医療における偽の情報に惑わされる事の無いように。

自分の体を守れるのは自分だけですから。

食品に表示されているエネルギーは正しいのか?

皆さんはAtwater係数というものを知っていますか?

 

食品のエネルギー計算に使われている係数で、

その名の通り、atwaterさんが作ったらしいです。

以下に式を示します。

 

炭水化物(g)×4=炭水化物のエネルギー

タンパク質(g)×4=タンパク質のエネルギー

脂質(g)×9=脂質のエネルギー         *全てkcal

 

上記の式を見ると、脂質を摂ると太りやすいとかの話が出来ると思います。

炭水化物の2.5倍ですから。

 

ただ、この係数の出し方や考え方が色々問題あるかと思います。

 

最近知ったのですが、実はAtwater係数を算出する際に用いた方法が、

消化ではなく、物理的燃焼熱から求めたものなんですよね。。。

 

 

要は

””燃やして””

どんだけ熱量が出たか。それに吸収率やらを加味して出してるわけですよ。

 

 

確かに生体内での炭水化物は二酸化炭素になって出てきたりしますが、

(酸素がある条件で)

だいぶ強引だと思います。

 

生化学の分野では、

ブドウ糖1g=約1.48kcal/g(好気的条件下 atp=7kcal/molで計算)

詳しくは、解糖系 atpで検索してください。

なので、炭水化物に関しては半分以下の利用率となります。

 

また、タンパク質や脂質はそもそもエネルギー補給以外に利用目的があり、

全てがエネルギー消費に使用されるわけではありません。

炭水化物:エネルギー利用のみ

タンパク質:体の構成成分(プロテインがいい例ですよね)

脂質:体内のホルモンや細胞膜等

燃やしてしまうとその辺もろもろを加味できないですよね。

 

以上のような疑問点がありますが、

大々的にAtwater係数が使用されていますよね。いいのかな?

 

まあ、正しい係数になったからと言って、

食べられる量が増えるわけじゃないですけどね。

アルコール依存症になってしまったかも

最近飲み会があったのですが、

 

あまりたくさん飲んではいけない場面だったのに

飲みすぎてしまいました。

また、以前から飲酒後に何とも言えない不安感などがあったのですが、

今回それが顕著に出ました(*_*)

 

 

ちなみにICD-10によるアルコール依存症(alcohol dependence syndrome)の診断ガイドライン によると

 

過去1年間に以下の項目のうち3項目以上が同時に1ヶ月以上続いたか、または繰り返し出現した場合

 

1. 飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感
2. 飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難
3. 禁酒あるいは減酒したときの離脱症状
4. 耐性の証拠
5. 飲酒にかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるをえない時間やその効果からの
回復に要する時間が延長
6. 明らかに有害な結果が起きているにもにもかかわらず飲酒

 

 

だそうです。

ちなみに離脱症状とは、血中アルコール濃度が低下するときに出る症状で、色々ありますが、焦燥感や不安感も可能性があります。

これ、知らぬ間にリーチですね。。。

2と3が当てはまってると思います。

 

ちなみにアルコール依存症には「否認」と「被害妄想」があるそうです。

 

「否認」

自分がアルコールに依存していることを認められない

ex:今日はちょっと飲み過ぎただけ。自分の適量は分かっています

 

「被害妄想」

根拠のない事実に反する思い込み

ex:まわりが悪口を言ってるんじゃないか。

 

「否認」は耳が痛いですね(-_-;)

また、どっかで違うんじゃないかと思って、色々検索しちゃうのも、

「否認」に当たる行為なんでしょうね。

この「否認」によって、患者本人の治療への参加が妨げられるとのことです。

確かに。。。

 

まあ、色々書いてますが、

恐らく僕はアルコール依存症の前駆状態なんだと思います。

治療は断酒しかないそうです。

ホント認めたくないですね、これ(笑)

また、断酒をサポートする会(アルコホーリクス・アノニマス等)などもあるそうです。

 

とりあえず、思い立ったが吉日なので、今日から断酒します。

たばこ休憩で処分で思う事

たばこ休憩し過ぎで公務員が処分されて問題になってますね。

 

喫煙者側の意見や非喫煙者側で意見が分かれると思いますが、

問題は、たばこに限らず業務規則で休憩をどういう扱いになってるか、

その一点だけだと思います。

 

休憩が許される範囲の時間で無いなら、たばこに限らず処分されてるでしょう。

 

仕事に支障が出ないとか喫煙した方が効率がいいとか別問題ですね。

それはたばこを吸わなきゃ仕事できない事が問題。たばこを始めたのは本人ですから。

 

しかし、たばこ休憩に対する寛容性は凄いと思います。

平気で、たばこ休憩行ってくると公言する人もいます。

やはり管理職の方が喫煙者だったり、喫煙者自体が多いと寛容になりますよね。

ある意味、民主主義的ですね。

これ、お菓子とかゲームなら多分駄目でしょうね。

 

 

医療従事者や子を持つ親の立場からすると当たり前ですが、

本人にも周囲の人にも健康に良くないのでやめて頂きたいですね。

 

電子タバコもまだきな臭い(副流煙はやばそう、健康への影響も不明)

喫煙後の呼気中にもタバコの煙が残存しているそうですし。

 

たばこは健康を害する為、やめましょう。

水分摂取不足は肥満リスク

前回の更新からだいぶ経ちました。

 

仕事と家庭で立て込んでて更新する時間がありませんでした。

 

まあ、仕事でも無いし義務でもないので、ダラダラ続けていきたいと思います。

 

今回のタイトルですが、

ミシガン大学の研究によると、18~64歳の研究参加者9,528人を調べた結果、約3分の1は水分摂取量が不足しており、適度な水分補給を行っている人に比べてBMIが高い傾向にあった。肥満リスクは約1.6倍高く、年齢や性別などで補正後も同様の結果が得られた。

とのことです。

 

理由は書いてありませんでしたが恐らく、

水分不足による血流悪化やパフォーマンスの低下、

また、水分を取らない分食事を摂ってしまう、

そんなところではないかと思います。

 

だんだん暑くなってきましたし、

脱水の懸念もあるので、

水分はしっかり摂っていきましょう。

akoは頑固

ako(娘)は頑固です。

 

歯磨きはママがいい!

パパが運転して!

お着換えはママ!

 

と人物を指定します。

出かける準備で喧嘩してます。もう毎朝です(*_*)

 

今akoは3歳ですが、どこもこんな感じなのですかね?

 

 

そして、意外と外面は良かったりするから不思議ですね。

akoちゃんはおとなしいね~ってよく言われます。

また、どんなに慣れてない人でも、サヨナラバイバイタッチは必ずします。

 

まさに内弁慶外地蔵(^^;

 

子供なりに色々考えてるんですかね。

 

頑固は困るけど、あんまり空気読みすぎるのもどうなのか。。。

 

僕的には弁慶と地蔵を足して2で割ってほしい所です( ̄ー ̄)

健康にいい食品の誤解

よく雑誌やネットの記事で、

〇〇は健康にいい!

という記事を見ますが、

これをそのまま実行するのは疑問です。

 

恐らく、

普段一般的な食事をしていて特に病気をしてないような人にとって、

〇〇は健康にいい!

という解釈が正しいと思います。

 

 

何度も書いてますが、

単一食品のみで健康になれるものは、

人工的に栄養を付加したものしかありません。

 

確かに、魚油等不飽和脂肪酸とか体にいいと言われてるものもありますが、

それは元々体内で合成できない為、食事から摂取しなければならなから

普段の食事の時に積極的に摂るといいだけで、

 

いくらでも摂っていい、それさえとれば健康になる!

 

と言う事ではありません。

 

 

健康な食生活を目指すなら、

何はなくとも、まずバランスを整えてください。

 

 

後、科学全般に言えることですが、

前と言ってることが違うだろ!

の指摘は間違いです。

技術の発展により今まで分からなかった事が分かるようになり、

前提条件が崩れることが多々あります。

その時々で最善の回答はしてますので、

そういう指摘は勘弁してください。

 

また、病気になってから健康食品を摂っても遅いです。

病気の方は病院で指導を受けましょう。

自己判断が一番危険です。